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共同通信
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花を手に性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」が11日、初開催から3年を迎えた。性犯罪に対する無罪判決が相次いだことをきっかけに、2019年に東京と大阪で始まり、その後、1年間で47都道府県に拡大した。
毎月11日前後に各地で行われ、被害者に寄り添う気持ちを表す花を持ち寄り、性暴力被害を語る場になっている。新型コロナウイルスの流行後も、静かに立つ「サイレントスタンディング」形式やオンラインで続けられてきた。
この日、大阪では大阪市中央公会堂前に10人ほどが集まった。京都から訪れた女性は「被害者なのに自分に原因があると周囲に否定される」と当事者の心情を伝えた。