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共同通信
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福岡県柳川市と私立柳川高(同市)は、ロシアの侵攻で避難民となったウクライナの15~18歳を同校で受け入れる方針を決めた。10人程度を想定する。大学が受け入れを表明するケースは増えているが、高校はまだ少ないとみられ、市の担当者は「全国的に珍しく、需要が見込まれる」と話す。
柳川高は外国人留学生が在籍する国際科がある。英語を交えながら集中的に日本語を習得した後、日本語で通常の科目を学ぶという。同校が寮の部屋を提供し教材や制服も無償で用意する。
市は家族で避難する人を想定し、市営住宅3戸を確保した。「県とも連携し、避難者のニーズに応じた支援を考えたい」と話す。