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共同通信
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岸田文雄首相は13日の参院本会議で、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で増えていることを巡り、まん延防止等重点措置の適用は現時点で検討していないと明らかにした。「都道府県から要請はなく、直ちに必要な状況とは考えていない」と述べた。
理由として、病床や重症病床の使用率が低水準にあり、高齢者の85%がワクチンの3回目接種を終えている点を挙げた。
ワクチンを原則3回接種した人を対象にイベント入場料を割り引く「イベントワクワク割」の開始時期については「感染状況などを踏まえて慎重に検討する。現時点で直ちに始めることは考えていない」と説明した。