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共同通信
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大阪府茨木市の障害者グループホームで2021年11月、女性職員が入所者の女性に、ハンマーで自らの手をたたかせていたことが13日、市への取材で分かった。女性は軽傷とみられる。市は21年12月、虐待に当たると判断し、職員教育の充実などを求めて、施設側に行政指導した。
市福祉指導監査課によると、21年11月4日朝、女性職員が職員控室にあったハンマーを持ち出し、「これで手をたたけと言ったらたたくのか」と言うと、女性はハンマーで左手の甲をたたいた。女性職員は施設の聞き取りに「自分の考えを持ってほしいという思いからの発言だった」と説明している。