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共同通信
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バイデン米政権が臨界前核実験を実施していたことが明らかになり、広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)など12団体が13日、広島市の平和記念公園で抗議の座り込みをした。被爆者は「米国が常に核兵器開発を進めていることがよく分かった。私たちは怒り狂っている」と憤った。
強い日差しの下、原爆慰霊碑前で、45人が無言で15分間「ヒロシマはすべての核実験に強く抗議する」と書かれた横断幕を掲げた。県被団協の箕牧智之理事長(80)は「『バイデンよ、おまえもか』と言ってやりたい。核兵器廃絶を被爆地から大きな声で訴えていくしかない」と話した。