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共同通信
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【リマ共同】アルゼンチン中央銀行は13日、政策金利を44.5%から47%に引き上げると決めた。利上げは今年4回目。同国メディアによると、物価上昇率が20年ぶりの高水準となり、インフレを抑制する狙いがある。
3月の物価上昇率は前月比6.7%と2002年4月以来の伸びで、前年同月比でも55.1%上がった。ロシアのウクライナ侵攻による食料や燃料の価格上昇や通貨の下落が影響している。
アルゼンチンは3月、国際通貨基金(IMF)と約450億ドル(約5兆6千億円)の債務再編で合意。インフレ抑制が求められている。