奈良署は14日、奈良市の東大寺大仏殿(国宝)の南側で、液体のようなものをかけられた跡が2カ所見つかったと発表した。署が文化財保護法違反の疑いで調べている。
署によると、大仏殿南側の「地覆」と呼ばれる横木に、液体がかかって黒ずんだような跡が2カ所あるのを寺の職員が見つけ、同日午後6時5分ごろ、署に届けた。
大仏殿は奈良時代に創建されてから2度焼失し、江戸時代に再建。1952年に国宝に指定された。
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