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共同通信
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【パリ共同】2019年4月のパリ・ノートルダム大聖堂の火災から15日で3年を迎えた。フランスのマクロン大統領は修復に向けた作業が続く現場を視察し、24年に一般開放を再開する目標を改めて確認した。同国メディアが報じた。
マクロン氏は修復に関わる関係者に対し、作業の進展をたたえ「新型コロナウイルス流行から脱しつつある一方、欧州で戦争が続く中、希望の証しとなる」と述べた。
大聖堂では天井や壁、床のクリーニング作業が近く完了。今月中旬には一部が崩壊した石造りのアーチ天井を再建するのに使う石材をパリ周辺の採石場で切り出す作業が始まった。