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共同通信
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日本海側を中心に大雪が相次いだ昨年11月から今年3月末までに、除雪作業中の事故など雪の影響で亡くなった人が12道府県計97人に上ったことが、総務省消防庁のまとめで分かった。
原因は屋根の雪下ろしなど除雪中の事故が74人と最も多く、落雪に埋もれたのが16人、雪の重みで倒壊した家屋の下敷きになったのが5人、雪崩が2人。9割は65歳以上の高齢者だった。
都道府県別の死者数は北海道29人、新潟17人、青森13人、山形11人。岩手、宮城、秋田、福島、富山、石川、長野、京都でも、それぞれ1~9人が亡くなった。
住家被害は全国で計624棟。滋賀の279棟が最多だった。