Jリーグの手法で地方活性化を

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共同通信

 Jリーグチェアマンを4期8年務めて3月に退任した村井満氏(62)らが18日、オンラインで記者会見し、地域経済を担う地方企業を主な対象に投資事業を始めると発表した。在任中に培った運営手法を生かし、地方活性化につなげる狙い。別の投資会社と共同で、ESG(環境・社会・企業統治)を重視しつつ成長企業に資金を投じる。

 自身が立ち上げた会社とトライファンズ(東京)が新たに有限責任事業組合を設立し、まずは100億円規模のファンドを組成する計画。人材評価などの手法を構築した上で、2024年までに数件に投資。26年以降には1千億円まで投資規模の拡大を目指す。