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共同通信
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自民、公明、国民民主3党は19日の幹事長会談で、ガソリン税の一部を減税する「トリガー条項」の凍結解除を先送りすることで合意した。ガソリンなどの燃油価格抑制策として政府が実施している補助金の拡充では一致した。トリガーに関しても、夏の参院選での協力取り付けをにらみ、解除を求める国民民主に配慮し検討は続ける。
3党の合意文書では、燃油価格抑制策として石油元売り会社に支給している補助金について、現在レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均で172円程度に価格を抑制するとしている基準を切り下げることを盛り込んだ。168円程度にする方向で政府と調整する。