宝くじ大当たりで毎日1000ドル 当選者は元NYPD警官

 クイーンズ区在住の元警官の女性が14日、ニューヨーク州の宝くじ「Cash4Life」の抽選で1位に当選したことが判明した。
 ニューヨーク市民の当選第1号として幸運を手にしたのは元MTA(ニューヨーク都市交通局)担当警官でオゾンパーク在住のエドナ・アグアヨさん(51歳)。エドナさんは一日1000ドルの当選金を一生受け取ることになるという。
同宝くじ事務局によると、アグアヨさんは16年前遊びに行った遊園地で占い師に「いつか必ず当たるから、生涯をかけて宝くじを買うように」と言われて以来、毎週宝くじを購入してきた。また「1位を狙うのではなく、より確率の高い2位が当たるよう願ってきた」とも話している。
今回の宝くじは、同区ハワードビーチのスーパーマーケット「ウォルバウム」で購入。当選金は毎年分が一括して支払われる予定で、アグアヨさんは源泉徴収を差し引いた22万7410ドルを終身までの毎年受け取ることになる。
 Cash4Lifeは、ニューヨークとニュージャージー州で6月16日から導入された宝くじ。1から60までの数字から5つとCashBallと呼ばれる1から4の数字のひとつを選ぶ形式になっている。
 6つの数字すべてを当てると1位、またCashBall以外の5つを当てる2位は、毎週1000ドルの当選金を終身まで受け取れることになっている。