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共同通信
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【ニューヨーク、シドニー共同】20日の外国為替市場の円相場は円がドルに対して一段と下落し、一時1ドル=129円台前半をつけた。2002年4月以来、20年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米長期金利上昇を受けて、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが続いた。
円安は輸出企業の業績にプラスとの見方がある一方、原油などの輸入価格の上昇を招き、家計や企業の負担がさらに増す恐れもある。
ニューヨーク市場の19日午後5時現在は前日比1円93銭円安ドル高の1ドル=128円86~96銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1.0782~92ドル、139円02~12銭。