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共同通信
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今年3月、大阪府寝屋川市の住宅街で専門学校生が刃物で刺され死亡した事件で、大阪家裁は20日、少年審判を開き、強盗殺人の疑いで家裁送致された19歳男を強盗致死容疑に切り替えて検察官送致(逆送)することを決めた。大阪地検が勾留期間の10日以内に起訴する見通し。今月1日施行の改正少年法に基づき氏名を公表すれば、甲府市の放火殺人事件に続く2例目になるとみられる。
改正法は18、19歳を「特定少年」と定め、裁判員裁判の対象などの重大事件では検察が起訴時に氏名の公表を検討する。起訴後は実名や顔写真の報道が可能になる。