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共同通信
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【ディリ共同】19日投開票された東ティモール大統領選の決選投票は20日、選管の開票作業が終盤に入り、ノーベル平和賞受賞者で野党東ティモール再建国民会議(CNRT)が支持するラモス・ホルタ元大統領(72)が現職ルオロ大統領(67)を20ポイント以上引き離して当選を確実にした。複数の選管幹部が共同通信に明らかにした。
選管の中間集計によると、得票率はホルタ氏が約61%、ルオロ氏が約39%。ポルトガルのLUSA通信によると、ルオロ氏は20日、「国民の決定であり、ホルタ氏勝利ならその結果を尊重する」と述べ、事実上敗北を認めた。