火災の市場を実況見分、北九州

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共同通信

 北九州市の旦過市場で19日に発生した火災で、福岡県警と市消防局は20日、合同で現場の実況見分をした。40店舗以上が焼けた被害状況を確認するとともに、出火原因の調査を進めた。出火から1日以上が過ぎてもくすぶっている場所があり、消防は消火活動を継続。大量のがれきなどの影響で時間がかかり、鎮火の確認は21日以降になる見通し。

 福岡県の服部誠太郎知事が20日午後、北橋健治市長らと現場を視察。北九州市出身の服部氏は「小さい頃に母親に連れられてきた市場がこうなってしまい、ぼうぜんとした思いだ。一日も早い事業再開に取り組んでいく」と話した。