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共同通信
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【リビウ(ウクライナ西部)、ワシントン共同】ロシアが軍事侵攻で事実上制圧したとの認識を示したウクライナ南東部マリウポリについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、制圧を否定した。包囲されている部隊が突破を目指す方針を示し、各国に協力を求めた。ウクライナメディアが伝えた。焦点の東部戦線を巡っては、バイデン米大統領はウクライナへの重火器支援を強化すると表明した。
ロシアが完全掌握を狙うウクライナ東部2州を合わせた「ドンバス地域」で大規模戦闘が行われる恐れが出ている。米国防総省によるとロシア軍は大隊戦術群を85個に増強している。