コンテナ型ゴミ収納箱で環境改善へ
NYの路上、ゴミ袋の山なくす
ニューヨーク市のアダムズ市長とジェシカ・ティッシュ市衛生局長は20日、マンハッタン区タイムズスクエアでの記者会見で、コンテナ型ゴミ収納箱を使った新たな道路清掃の取り組みを発表した。両氏が同計画について言及するのは、アースウィークにあたるここ3日間で、2度目。
取り組みは、市街地の環境と安全を改善するために、5つの行政区すべての商業地区で実施し、130万ドルをかける「クリーンカーブス計画」の一環。密閉式のコンテナ型ゴミ収納箱を設置することで、路上にゴミ袋が放置されないようにする。路上からゴミ袋がなくなることで、ゴミに集まるねずみを減らし、美観を向上させ、現在、ゴミであふれている街並みの一部を取り戻すことを目的としている。ビジネス改善地区、住宅と商業ゴミの両方についても試験的に実施する可能性があるとしている。
第一弾として、タイムズスクエアに設置した密閉式コンテナ型ゴミ収納箱には、歩道のゴミや近くのゴミ箱から集められたゴミが、ゴミ収集車がゴミの回収に来るまでの間、一時的に保管される。現在、ゴミ箱の多くは、地元の協会が管理しており、路上に設置されたゴミ箱がいっぱいになると、ゴミでいっぱいになった袋がゴミ箱の横に並べられていく仕組みとなっている。
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