リオ、ウクライナ危機に連帯

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共同通信
ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルに参加し両腕を上げて踊るアデル・バクールさん(中央)=23日(共同)

 【リオデジャネイロ共同】南米最大規模を誇るブラジル・リオデジャネイロのカーニバルに23日、5カ国20人の難民が初めて参加、ロシアの侵攻を受けたウクライナの避難民に対し「紛争が早く解決することを祈る」と連帯を示した。

 シリア北部アレッポ出身のアデル・バクールさん(25)は内戦を受け10年前にブラジルに来た。ウクライナ情勢について「中東やアフリカでも同じ。国の指導者が考えを変え、紛争を外交的に解決することを願う」と話した。

 6年前に政治的迫害を理由にモロッコの首都ラバトを逃れたモハメド・アミームさん(36)は「紛争はいつも罪のない市民を追いやる」と非難した。