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共同通信
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【リビウ(ウクライナ西部)共同】英国防省は23日、ロシア軍がウクライナ東部で攻勢を強めているものの、過去24時間で主要な成果は上がっていないとの分析結果を公表した。ロシア軍は20日から第2段階の軍事作戦に入ったとしているが、同省はウクライナ側による効率的な防空・沿岸防衛で、ロシア軍は制空・制海権を確立しておらず、東部2州で侵攻が鈍化していると指摘した。
ロシア軍が制圧を宣言した南東部の要衝マリウポリでは東部ビノグラドノエ地区で新たに集団墓地が確認された。ボイチェンコ市長は「何万人もが殺されており、さらに多くの埋葬を目にすることになるだろう」と非難した。