大阪府泉南市長に31歳新人当確

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共同通信
大阪府泉南市長選で初当選を決め、花束を手にする山本優真氏=24日夜

 任期満了に伴う大阪府泉南市長選は24日投開票され、政治団体・大阪維新の会の新人で元市議の山本優真氏(31)が、無所属新人で元市議の小山広明氏(80)を破り初当選を確実にした。全国市長会によると、初の平成生まれの市長で、現職では最年少となる。投票率は28.47%。

 山本氏は岐阜県出身。衆院議員秘書を経て2016年の泉南市議選で大阪維新から出馬し初当選した。20年の前回市議選はトップ当選を果たした。市長選では「関西空港と豊かな自然に恵まれているのに、その潜在能力を生かし切れていない」と指摘し、行財政改革や子育てしやすい街づくりを訴えた。