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共同通信
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北海道・知床半島沖の観光船浸水事故で、佐賀県在住の男性3人が乗船していた可能性のあることが24日、関係者への取材で分かった。このうち有田町に住む一人の男性(75)の40代息子によると、父親の名前と年齢が乗船名簿に載っているのを網走海上保安署の現地対策本部に確認したという。息子は「現地から連絡が来るのを待つしかない」と重い口調で話した。
息子によると、父親は20~27日の日程で、佐賀県内の友人2人と共に北海道旅行に出かけた。事故をニュースで知り、23日夜に海保に電話した。
息子は「(状況は)全然分からない。心配だ」と不安げな表情を浮かべた。