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共同通信
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警視庁は25日、大規模水害や首都直下地震を想定し、千葉県と東京都の境を流れる江戸川で、溺れた人の救助訓練をしたほか、千葉県警と連携し東京側から千葉側に帰宅困難者らをボートで移す手順を確認した。
訓練には民間会社も含め約50人が参加。地震で橋が崩落し帰宅困難者らがいると想定し、ボートに乗せて千葉県警に引き渡した。溺れている人の救助では、警視庁の水難救助隊が川に入って救出し、警備艇に引き上げていた。
警視庁の田中康義第7方面本部長は「災害に強いまちづくりを実現するには、今回のように実践的な訓練を重ねていく必要がある」と話した。