ロシア管理下の原発に懸念

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共同通信

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は28日、ウィーンで記者会見し、ウクライナ南部ザポロジエ原発について依然ロシアの管理下にあるとして強い懸念を示した。

 ウクライナを訪問して26日にゼレンスキー大統領と会談したばかりのグロッシ氏は、ウクライナの原子力施設の中でザポロジエ原発が「私の懸念のトップだ」と強調。安全確保を目指してウクライナ、ロシア双方と協議しており、ロシアの担当者と近日中に会う予定だと述べた。