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共同通信
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体重無差別で柔道日本一を決める伝統の全日本選手権は29日、東京都千代田区の日本武道館で行われ、斉藤立(20)=国士舘大=が決勝で昨年世界選手権王者の影浦心(26)=日本中央競馬会=を破り、初優勝した。父で五輪王者の故斉藤仁氏との親子2代での制覇は初の快挙。20歳1カ月は史上3番目の若さとなった。
斉藤は191センチ、160キロの恵まれた体を生かした力強い柔道で、5試合を勝ち抜いた。
新型コロナウイルス禍で過去2大会は12月下旬に講道館で無観客開催。3年ぶりに会場を「聖地」に戻し、観客を入れて実施された。