Published by
共同通信
共同通信
自民党の茂木敏充幹事長は1日、沖縄県北谷町で街頭演説し、岸田政権が推進する米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する勢力「オール沖縄」をけん制した。日本の安全保障環境は厳しいとし、夏の参院選で必勝を期すと強調。9月が任期満了の同県知事選も念頭に「野党やオール沖縄に、国と沖縄の将来を任せるわけにいかない」と述べた。
参院選沖縄選挙区(改選数1)を巡っては、野党系無所属の現職伊波洋一氏が立候補を表明。知事選には、政権と対峙する玉城デニー知事が再選を目指して出馬する意向を固めており、いずれもオール沖縄が支援する見通しだ。