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共同通信
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北海道・知床沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)がツアー実施を判断したことは海上運送法に基づく安全管理規程に違反している疑いのあることが2日、分かった。桂田社長や豊田徳幸船長(54)に対する業務上過失致死容疑で強制捜査に乗り出した第1管区海上保安本部(小樽)は、出航経緯の全容解明を進める。
海上保安庁は2日、深い場所への潜水が可能な「飽和潜水」という専門技術を持つ民間業者と契約し、5月中にも船内の捜索を開始すると明らかにした。