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2013.03.06 NEWS

トライステートエリアで強風、大雪の恐れ 6日から7日にかけ

 米中西部に広がっている強力な冬型の気圧配置に米東部ニューイングランド地方沿岸の嵐が加わり、トライステートエリアは6日夜から7日にかけ大雨や大雪に見舞われるとして、気象学者らが注意を促している。

 この嵐は大雨、雪、強風を伴い、ニューヨーク市や同市郊外、ロングアイランドでは5〜13センチの積雪が、ニュージャージー州の中央部や南部では13センチ以上が予想される。
 またニュージャージー州オーシャン郡とマンモス郡では、強風注意報が発動されている。地域によっては、強風や大雪の影響で停電や公共交通サービスに乱れが生じる可能性もある。

 ニュージャージー州やロングアイランド沿岸部では、強風と高波による海岸浸食が予想されている。満潮時には洪水などの水害も発生する可能性が高いため、7日未明までニューヨーク市、ナッソー郡、サフォーク郡、ウエストチェスター郡、コネチカット州のフェアフィールド郡、ニュージャージー州のマンモス郡、オーシャン郡、ミドルセックス郡、ハドソン郡で洪水注意報が発動されている。

 今回の嵐は大雪を伴う可能性もあるが、7日は気温の上昇が見込まれるため、長期的に雪が残ることはない。だが気象学者らは、積雪量の予想値は大きく変化することを懸念し、トライステートエリアの住民に対し、天気予報を頻繁に確認することを推奨している。
 週末には温かい気候が戻り、摂氏8〜10度に達する見込み。

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