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共同通信
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立憲民主党の泉健太代表は3日、憲法9条への自衛隊明記や緊急事態条項新設を盛り込んだ自民党改憲案4項目に反対する考えを示した。名古屋市で「国民の権利や立憲主義に逆行するものもある。賛同しかねる」と記者団に述べた。
これに先立ち愛知県豊田市で街頭演説し、自民が新型コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻を挙げて緊急事態条項の必要性を主張していることに触れ「強権を振るえるカードを持っておきたいとの発想だ。国民を取り締まり、規制したがる政治家が一番怖い」と指摘した。
日本維新の会が教育無償化に関する改憲を主張していることを念頭に「憲法に書かなくてもできる」と強調した。