長い冬が明け、ニューヨークにもいよいよ〝春〞がやって来た! 心躍るこの季節こそ、重いコートや黒い服を脱ぎ捨て、軽やかな自分に変身しよう。今回は、思い通りのスタイルにアレンジしてくれる日系ヘアサロンをご紹介。
春はふんわりパーマが旬
温かな日差しがハッピーな気持ちにしてくれるうららかな春。長く厳しいニューヨークの冬に疲れた人も多いのでは? 出会いと始まりが多いこの季節こそ、すがすがしく新たな気持ちで日々の生活を送りたい。
日本人の髪を知り尽くしたビューティーメーカーが揃うヘアサロン「RH+(アール・エイチ・プラス)サロン」ではこの季節、気軽にイメチェンできるふんわりパーマをおすすめしている。
一口に〝パーマ〞と言ってもさまざまなタイプがあるので、髪質や癖などを考慮して、自分に合ったベストのものを選びたい。
ダメージは最小限に!今話題のクリープパーマ
今、巷で話題となっているのがこの「クリープパーマ」(カット込みで170ドル〜)。髪を傷める原因となるパーマ液を塗布する時間が短いうえ、液の浸透を効率よくする穴の空いた特殊なロッドを使用するため、普通のパーマよりダメージが飛躍的に少ないのが特徴となっている。
またクリープパーマはどんな髪質にも対応し、リッジのきいた躍動感あるスタイルを実現してくれるので、「パーマがかからない」「すぐ落ちてしまう」と諦めていたねこっ毛や硬い髪質の人にも朗報だ。
「普通のパーマより行程が2つ多いため若干時間が掛かりますが、大切な髪をダメージから守りつつ、素敵なスタイリングが手に入るのでおすすめです」と話すのは、ヘアスタイリストのKENTAさん。「やわらかい手触りやエアリーな質感、それにウェーブの持ちが良いんですよ」とその魅力を語る。
髪が乾いた後もウェーブがしんなりすることがないので、1日中スタイリング仕立てのようなフレッシュ感が楽しめる。
ふんわりナチュラルだけど、しっかりめのウェーブにしたいという人には「デジタルパーマ」(カット込みで250ドル〜)がおすすめ。同サロンでは使用するパーマ液やマシーンはすべて日本から取り寄せた専用のものなので、ダメージを最小限に抑えながらも立体感のあるスタイルを演出。さらにデジタルパーマは何と言ってもウェーブの持ちが魅力で、髪が乾いた後もパサつかないため、シャワーの後に乾かしながらフィンガーセットで艶のある巻き髪を作ることができる。
最近はパーマにもさまざまな種類があるため、「どれも同じでは?」「違いがよく分からない」といった声も聞かれるが、それぞれに利点や特徴があるということを忘れてはならない。「今は髪質や量、毛髪の状態に合わせて自分に合ったパーマを〝選ぶ〞時代です」とKENTAさん。軽やかなウェーブスタイルで春気分を楽しむなら、まずは同サロンのビューティースタッフに相談してみてはいかがだろう。
■問い合わせ
◎RH Plus Salon
805 3rd Ave, 2FL(bet 49th & 50th St)NYC
212-644-8058
www.rhplusny.com
月~金:10am~8pm、土・日:10am~7pm
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