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共同通信
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【ロンドン共同】英国防省は4日、ロシア軍がウクライナの学校や病院、住宅、交通の拠点といった非軍事施設への攻撃を続けていると指摘した。軍事作戦が行き詰まる中、ウクライナの人々の抵抗する意志を弱める狙いから、民間のインフラ施設を意図的に狙っているとの見方を示した。
英国防省はまた、ロシア軍がウクライナ南部のオデッサやヘルソン、南東部のマリウポリを引き続き主要な標的としているのは、黒海へのアクセスを完全に支配下に置くのが目的だと分析。海上から各都市や前線へ物資を運ぶ経路を押さえ、ウクライナ経済に打撃を与えることが可能になるとした。