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2013.04.22 NEWS NY

オノ・ヨーコさんに盗作疑惑 ファッションライン訴えられる

©Yoko Ono For Opening Ceremony


 1980年にニューヨーク市内で射殺された元ビートルズのメンバー、ジョン・レノンさん(享年40歳)の妻で、アーティストとしても知られるオノ・ヨーコさん(80歳)がこのほど、自身がデザインした男性用ファッションラインが盗作だとし、訴えられた。

 盗作疑惑がかけられているのは、オノさんが米セレクトショップ「オープニング・セレモニー(Opening Ceremony)」とのコラボレーションで販売しているメンズウェア「Fashions for Men: 1969-2012」。原告は、ブルックリン区ブッシュウィックを拠点とするアパレルショップのオーナー兼ファッションデザイナーのハーレ・ネマツァデさん(36歳)。
 ネマツァデさんは昨年7月、オープニング・セレモニーが契約を結んでいる写真家らと会った際に撮影された自身の作品がオノさんのデザインチームに渡り、デザインを盗用されたと主張している。特に、薄い生地を使用し、胸や局部に手が伸びているデザインなどが酷似していると強調している。

 オープニング・セレモニーのウェブサイト上では、同コレクションはオノさんが亡き夫の魅力的な体を賛辞するために考案されたものと掲載されているが、ネマツァデさんは、「ビートルズをイメージする時は、大抵ハトや木を連想する。ジョン・レノンにフェティッシュは合わない」と同コレクションのコンセプトを疑っている。

 オノさんおよびオープニング・セレモニーの代表陣は共にコメントを控えている。

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