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共同通信
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北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没し、14人が死亡、12人が行方不明となった事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)が自らを「運航管理者」に選任する際、国土交通省に「3年以上の実務経験がある」と届け出ていたことが7日、同省関係者への取材で分かった。船舶免許は持っておらず、周囲から知識・経験不足が指摘されている。事故発生から2週間がたち、捜索は難航している。
安全管理規程違反を重ねていた同社に対し、国交省が、海上運送法の行政処分では最も重い、事業許可取り消しを視野に検討していることも判明。適用されれば初となる。