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共同通信
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松野博一官房長官は8日、北海道白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を訪問した。アイヌ民族の遺骨が納められた慰霊施設や国立アイヌ民族博物館などを視察。北海道の鈴木直道知事とも面会し、アイヌ文化の継承を支援する政府の姿勢をアピールした。
松野氏は政府のアイヌ政策推進本部長を務めており、ウポポイ訪問は官房長官就任後初めて。鈴木氏には「ウポポイはアイヌ文化の象徴として関心が高い」と述べ、海外から訪れる観光客の増加に向け、政府も努力する考えを伝えた。
この後、アイヌ文化の保存に取り組む関係者と車座で意見交換した。