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共同通信
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【マニラ共同】フィリピンで9日、大統領選の投票が始まった。1986年まで約20年間の独裁を続けた故マルコス元大統領の長男マルコス元上院議員(64)が優勢。人権派弁護士のロブレド副大統領(57)がどこまで票を伸ばすかが注目される。
現職のドゥテルテ大統領は大規模なインフラ整備を進めたほか、麻薬対策で容疑者の超法規的殺害も辞さない強硬策を取り、経済と治安の改善を求める民意に訴えてきた。マルコス氏は路線継承を唱えるが、ロブレド氏は強権政治を批判しており、現政権への評価が争点となっている。
投票は午後7時(日本時間同8時)に締め切られ、即日開票される。