Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】週明け9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落し、前週末比653.67ドル安の3万2245.70ドルで取引を終えた。終値として昨年3月9日以来、1年2カ月ぶりの安値。米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが景気後退を招きかねないとの懸念が根強く、投資リスク回避の売り注文が膨らんだ。
ナスダック総合指数も大幅続落し、521.41ポイント安の1万1623.25と、2020年11月以来、約1年半ぶりの安値で取引を終えた。新型コロナ再流行が響き、中国からの輸出の伸びが大幅に鈍化したことも相場の重荷となった。