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共同通信
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【ニューヨーク共同】週明け9日のニューヨーク債券相場で米長期金利の指標となる10年債利回りは一時3.20%台まで上昇し、2018年11月以来、約3年半ぶりの高水準を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを加速させるとの警戒感から米国債が売られ、利回りが上昇した。
その後は米国株の大幅下落を受けて投資家のリスク回避志向が強まり、安全資産とされる米国債の逃避買いが優勢となった。一時は3.02%台まで低下し、午後5時現在は3.03%を付けた。