京都市に個人が15億円寄付

Published by
共同通信

 京都市は11日、市民1人から「地元のスポーツに貢献したい。球技場の改修などに使ってほしい」として15億4千万円の寄付があったことを明らかにした。市は寄付を基に、サッカーなどに使われる市内の球技場2カ所を整備する方針。担当者は「財政難の中で大変ありがたい。寄付がなければ改修はできない」と話した。

 市によると、サッカーファンという市民から昨年度、寄付の申し出があった。市は球技場2カ所の人工芝が張り替え時期を迎えていることや施設の老朽化を伝え、金額を調整。今月、寄付を受けた。人物像の詳細は明らかにしていない。