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共同通信
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工場火災で従業員6人が死亡した米菓大手「三幸製菓」が、火災があった荒川工場(新潟県村上市)を製造棟ごとに生産再開をする予定だったところ、消防から「工場全体の防災対策を行った上での再開を」と指摘を受けて再稼働の時期を見直したことが11日、同社などへの取材で分かった。
同社は2月の火災以降新潟県内の全3工場で生産を停止。再稼働は「5月中旬以降」をめどとし、荒川工場は安全確認ができた製造棟ごとに再開をしていく方針だった。
しかし管轄する村上市消防本部から、荒川工場全体での防災対策をした上で再開するように指摘を受け方針を変更した。