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共同通信
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静岡県熱海市の大規模土石流で同市議会は12日、地方自治法に基づき設置された調査特別委員会(百条委員会)を開き、盛り土崩落の起点となった土地の現所有者を証人喚問した。現所有者は「盛り土があったという認識がなかった。私どもがやったことは一つ、敷地に木を植えただけだ」と主張した。百条委は午後も続き、起点の旧所有者も証人喚問する。
現所有者に防災工事の指示を受けたとされる男性も出席し、「市から『触るな』と言われたので、工事はしていない」と証言。市が指示した経緯は明らかにしなかった。県は、排水設備の不備が被害拡大につながったとみている。