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人気音楽雑誌のローリング・ストーンが最新号の表紙にボストン連続爆破テロ事件で起訴されたジョハル・ツァルナエフ被告(19歳)の写真を掲載し、読者や取り扱い小売店などから抗議の声が上がっている。
会員制交流サイト「フェイスブック」内の同誌サイトには、「(被告ではなく)テロで両脚を失った被害者を表紙にすべきだ」「爆弾を用意してテロを起こせばローリング・ストーンの表紙を飾れるとは知らなかった」など、読者から批判のコメントが殺到している。
また、ボストン地域に多くの店舗を持つドラッグストアチェーン大手のCVSは、「被害者とその家族に敬意を払うため」として今号の取り扱いを中止することを発表した。またウォルグリーンや、ニューイングランド地方を拠点とするコンビニエンスストアのテデスキ・フードショップ、セブンイレブンなども、今号の販売を行わない意向を表明している。
問題になっている最新号では、ツァルナエフ被告がイスラム原理主義に傾倒していった過程を詳細に描いた記事を掲載。表紙に使われた写真は、被告が事件前に自分で撮影したものだという。
読者らからは写真の掲載について謝罪を求める声も上がっているが、同誌広報はこの件について、事件に対する社会のより深い理解を求める目的で掲載したとコメントを発表している。
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