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共同通信
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じもとホールディングス(HD、仙台市)傘下のきらやか銀行(山形市)の川越浩司頭取は13日、山形市内で記者会見し「資本増強が必要不可欠と判断した」として、金融庁に金融機能強化法に基づく公的資金注入を申請する方針を表明した。コロナ禍で疲弊した地域経済を支える目的で資金注入の条件を緩和した特例制度を活用する方向だ。コロナ特例の申請第1号となる見通し。
公的資金注入が認められれば、地方銀行では2014年の豊和銀行(大分市)以来となる。
じもとHDが公的資金を受け入れ、じもとHDが同額をきらやか銀に出資する方法を検討している。資金額や受け入れ時期は今後詰める。