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共同通信
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北海道・知床沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」沈没事故で、第1管区海上保安本部(小樽)などは14日、船舶5隻で不明者12人の捜索を続け、うち2隻はロシアが実効支配する北方領土・国後島周辺で活動した。ただ、強風のため捜索は難航。無人潜水機を使った水中の船体調査は中止し、午前8時時点で航空機による捜索も見合わせた。
国後島で遺体で見つかった女性の情報収集を進める。深海で長時間作業ができる「飽和潜水」の資機材や潜水士をのせた作業船「海進」は早ければ来週にも現場に到着し、カズワン内部の捜索に着手する見通し。