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米ネット小売大手のアマゾン・ドット・コムは29日、需要の増加に伴い、全米の発送センターで新たに5000人のフルタイム従業員を雇用する計画を明らかにした。同社の発送センターでは現在、2万人以上の従業員が働いている。同社はこの他カスタマーサービス部門でも、パートタイムおよび季節限定の従業員2000人を求人中だという。
アマゾンは昨年、発送センターや倉庫など合計20以上の施設を新設。この結果、倉庫関連の経費が過去3年で倍増し、本年度第2四半期の純損失は予想を上回る額となった。しかし同社では、今後も「より顧客に近い発送センター」の増強を続行する考えで、ことし中にもさらに5つの施設を新設する予定だという。
同社は、注文から2日以内の商品配送を保証する「プライムメンバー」と呼ばれる顧客プログラム(年会費79ドル)の好調を売り上げ増加の要因として挙げ、トーマス・スクータックCFOは、「配送システムの充実により、プライムメンバーの拡大が可能になった」と説明している。
さらに同社では、「従業員に支払われる給与が従来の小売業者と比べて約30%高いことも、費用拡大の原因」としている。
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