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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は16日、ブリュッセルで外相理事会を開き、ウクライナに侵攻したロシアへの追加制裁の一環でロシア産石油の禁輸を実施するかどうか議論した。ハンガリーが反対の姿勢を崩さず、合意には至らなかった。引き続き大使級で協議を続ける。
一方、ウクライナへの軍事支援を5億ユーロ(約670億円)増額することを決めた。今回分を含め総額20億ユーロとなる。
理事会に出席したウクライナのクレバ外相は記者団に「EUは分断してはならない。結束を保つ必要がある」と述べ、各国が一致して早急にロシア産石油禁輸で合意するよう訴えた。