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米疾病対策予防センターが5日に発表した調査結果によると、2012年に「Eシガレット」と呼ばれる電子たばこを吸った中高生の数が、前年の2倍に増加したことが分かった。
同調査によると、Eシガレットを吸った高校生は11年には5%だったが、12年には10%(180万人)に上昇している。そのうち3%が、調査日からさかのぼり30日以内に吸ったと回答。
同局は、青少年によるEシガレットの利用が、喫煙へとつながるのではと懸念している。実際に、Eシガレットを吸ったことがある生徒のほとんどは、喫煙経験があると答えている。
Eシガレットを吸った経験がある中学生のうち、喫煙経験がないのは20%で、高校生ではわずか7%にとどまった。
Eシガレットは電池式で、ニコチンを蒸発させエアロゾル化したものを吸引する仕組み。製造元は、従来型のたばこよりも健康的であるとして売り出したが、正確な有害性などについては、まだ明らかにされていない。食品医薬品局による規制は現在のところ行われていないが、今後、なんらかの対応が予測される。
他州の多くでは、Eシガレットを未成年者に販売することは違法とされている。
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