RELATED POST
フロリダ州レイク・メアリーの警察当局は8日、ことし7月に黒人少年トレイボン・マーティン君射殺事件で無罪判決を受けたジョージ・ジマーマン元被告について、新たな事件を捜査中であることを明らかにした。
当局によれば、元被告は銃を使って妻のシェリーさんとその父を脅した疑いを持たれており、現在警察が捜査目的で元被告の身柄を確保している。
ジマーマン元被告とシェリーさんは現在、離婚手続きを行っている。
レイク・メアリー警察署のスティーブ・ブラックネル署長が米AP通信に語ったところによると、9日午後2時過ぎにシェリーさんから「夫に銃で脅された」と通報があった。
現時点で元被告に対し逮捕状は出ておらず、警察が現場であるシェリーさんの両親宅を捜索中だという。
シェリーさんは先週提出した離婚申請の中で、ジマーマン元被告がトレイボン君を射殺した事件で無罪判決を受けた1カ月後あたりから、夫婦関係が破綻したとしている。
トレイボン君殺害事件では、背景に人種差別的な要因があるとして、元被告への無罪判決に対する抗議活動がニューヨークをはじめ全米で巻き起こっていた。
ジマーマン元被告は無罪判決後、少なくとも2度にわたってスピード違反で注意を受けたことも分かっている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
今年は3店舗しかない! NYのデパート「冬季ウインドウ」まとめ 話題のWickedコラボも
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NYが「不親切な都市」に選出 50州の中で最もフレンドリーなのは?
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
百年都市ニューヨーク 第3回 853年創業 スタインウェイ&サンズ(下)