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共同通信
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広島市中区の平和記念公園で18日、原爆慰霊碑下の石室に納められている32万8929人分、計121冊の原爆死没者名簿を外気に当てて湿気を取り除く「風通し」が行われた。昨年の風通しから4800人が追加され、2冊増えた。
毎年梅雨入りを前に、市職員が傷みなどがないか確認し、石室内を清掃している。名簿は和紙でできており、名前と亡くなった時の年齢が記載されている。121冊とは別に、長崎で被爆したが広島での奉納を希望した12人分の名簿も1冊ある。
昨年8月6日以降に確認された原爆死没者の名簿への記帳は6月から始め、今年8月6日の平和記念式典で奉納する。