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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、コロナ感染が疑われる発熱患者が、17日夕までの1日で新たに23万2800人超確認され、6人が死亡したと伝えた。4月末からの発熱患者の累計は171万5千人超、死者の合計は62人になった。
同通信は、朝鮮労働党の政治局常務委員会が17日に平壌で開かれ、感染状況が「好転した」との認識の下で討議が行われたと伝えた。発熱患者の確認数が2日連続で減っており、これを根拠にしている可能性がある。
会議で金正恩党総書記は、政府幹部らの消極的な態度などが事態を「一層複雑、困難にするだけの結果」を招いたと述べ、政府対応を批判した。