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2013.09.25 NEWS NY

ジェイ・Zがバークレイズセンター所有権売却 スポーツエージェント業に転身


 米バスケットボール協会(NBA)ブルックリン・ネッツの所有権売却を4月に発表した人気ラップ歌手でプロデューサー、実業家のジェイ・Zことショーン・カーター氏はこのほど、ネッツの本拠地である多目的室内競技場兼コンサートホール「バークレイズセンター」の所有権も売却する意向である旨を発表した。
 同氏が所有する同センターの持ち分は、1%の約5分の1であるが、同センターの価値総額は7億4100万ドルと推定されているため、同氏の所有分はおよそ150万ドルと推定される。同センターはことし前半、全米で最高の興行収入を上げている。
 一方、ネッツのオーナー株の売却はすでに始まっており、同氏が所有する1%のうちの15分の1を、同チームのヘッドコーチであるジェイソン・キッド氏に50万ドルで売却済みである。カーター氏がネッツや同センターの所有権を手放す理由は、新しくスポーツ・エージェント事務所「ロック・ネイション・スポーツ」を設立したため。NBAでは、球団オーナーと選手の代理人を掛け持ちすることは規則で禁じられている。
 同事務所には、米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキースのロビンソン・カノ選手や女子バスケットボールのスカイラー・ディギンズ選手のほか、NBAオクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラント選手、米アメリカンフットボール(NFL)ニューヨーク・ジャイアンツのビクター・クルーズ選手が所属する。

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